かなたの雑感記録

適応障害、妊活、読書、音楽鑑賞、運動などの個人的な雑感を記録しています。

「下町ロケット」池井戸潤 読書感想

今回のテーマは、読書感想です。

 

今週は、

池井戸潤の「下町ロケット」を

読んでいました。

 

 

下町ロケット (小学館文庫)

下町ロケット (小学館文庫)

 

 

先程、読み終わったので

感想を書きます。

 

読後感はスッキリさわやか。

勧善懲悪の分かりやすいお話でした。

 

Amazonレビューにも

同じようなことを書いている方がいましたが

 

良い人は良い人らしく

悪い人は悪い人らしく描かれていて

最後には悪い人を懲らしめて

正義が勝つ!という感じで

小説じゃなくて

少年漫画とかの方がマッチしそうな

ストーリーでした。

 

ただ、

ライバル企業の法廷戦術の描写とか

上司の方針に反発する若手の描写とか

上司の決済をとるまでのアレコレとか……

 

やけに生々しいというか

アルアルな描写が多くて

仕事をしながら読むのは

ちょっと気が滅入って

無理だっただろうな…

と思いました。

 

今は

仕事から距離を置いているので

純粋にエンターテイメントとして

楽しめました。

 

あと、もう一つ思ったのは

イジワルな見方をすると

「管理職向け」のサクセスストーリー

にも見えるなぁ…と

やや冷めた気持ちにもなりました。

 

 

今回のお話は

中小企業の社長が主人公で

その社長のワンマンな判断に

若手が反発する描写があります。

 

 

でも結果的に

「仕事にかけるプライド」を理由に

反発していた若手たちも

社長の方針に賛同していくのですが

その展開がいかにも

「管理職向け」だと思いました。

 

仮に管理職が、

熱意だとかプライドだとか

そういうものを盾に

部下を動かそうとしても

そんなに簡単に管理職の

思い通りにはならないと思うし、

思い通りになると思われたら

癪だなぁと思いました。

 

最終的には

反発していたはずの若手が

自発的に徹夜で働いて

「達成感」を感じている……

というのも

なんだかなぁ…と。

 

まぁ、

私の個人的なバックグラウンドが

そういう描写にアレルギー反応を

示しているだけだとも

思いますが。