かなたの雑感記録(転職•不妊治療を経て一児の母になりました)

長時間労働と訣別するために転職。6年間の不妊治療を経て一児の母になったアラサー女子の雑観記録。

読書の夏

今回のテーマは読書です。

こんにちは。かなたです。

 

帰省のために乗った新幹線の暇つぶしに

小説を読んだところハマってしまい

立て続けに3冊読みました。

 

全て湊かなえの小説です。

今年の初めに

Kindle

「望郷」

「白ゆき姫殺人事件」

を読んでいて

湊かなえの小説は読みやすくて面白いことは

知っていたので

今回も品川駅の本屋で

湊かなえの小説を探しました。

 

最初に読んだのは

ユートピア

帰ってきてから

図書館で追加の二冊目を借りました。

「告白」

「往復書簡」

つい先ほど

この二冊も読み終わったところです。

 

やっぱりどちらも

とても面白かったです。

 

これまでミステリーというジャンルは

ほとんど読んでいなかったので

湊かなえの小説が

ミステリーというジャンルに分類されるとは

読んだ後も気付いていませんでした。

 

ミステリーと言えば

探偵もの?かと思っていました。

 

私は探偵ものは

あまり興味がないのですが

湊かなえの小説のように

最後にどんでん返しがある作品は

結構好きです。

 

あとは

複数の登場人物の視点からみた

一人称で語られる主観の物語の絡み合いが

私は大好きです。

 

湊かなえの作品に共通する

独特の手法ですね。

 

同じ場面に出くわしても

人によって捉え方や解釈が違うというのを

三者の立場から傍観できるのが

この上なく楽しいです。

 

自分自身の日常生活においても

自分が主観で捉えることの

不確かさを自覚しようと

心掛けるようになります。

 

主観と主観のぶつかり合い

主観と主観のすれ違い……

人間の人間らしさや愚かさを傍観できるのが

とても楽しいです。

 

イジメや殺人の場面も多々ありますが

あまり生々しい描写も多くなく

さらっと先に進む傾向があるので

読むことを躊躇していた「告白」も

楽しめました。

 

でも

あれを映像で見るのは怖いので

映画は見ないかなぁ…と思います。

 

小説は一度読み始めると

ノンストップで読み進めてしまいますね。

 

そのせいで

土曜は夕飯を作りませんでした。笑笑

 

これからまた

図書館に行って新しい本を

入手しようかと思います。