かなたの雑感記録

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私を取り巻く『三角関係』の話

今回は、私を取り巻く三角関係の話についてです。

数年前に私が体験した実話です。

 

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1、〇〇ビルの男

当時、私の職場は体育会系の営業部門でした。

まだ若手だった私は、いつも息の詰まりそうな思いで

毎日必死に働いていました。

 

営業部門ということもあり

男性の割合が多い職場でした。

 

社歴が私の1つ上のM先輩は

体育会系の職場では珍しく

朗らかでムードメーカーの素敵な女性でした。

 

当時の職場は、体育会系ゆえの厳しい上下関係がありました。

そのことに、M先輩自身もかなり悩んでいたようです。

 

 

しかし、

M先輩は自分の悩みを糧にして

職場独特の「人間関係」で

後輩の私が同じような悩みを抱えないようにと

いつも気にかけてくれました。

 

例えば、社内で決済をとるための「根回し」の仕方を

(こっそりと)丁寧に教えてくれたのも、M先輩でした。

 

 

ある日の飲み会で

M先輩の色恋沙汰が話のネタにされていました。

 

男性社員「そういえば、〇〇ビルで働いている男とは、どうなったの?」

M先輩「この間、朝まで一緒に過ごしましたよ。」

男性社員「まじで?どこまでいったの?」

M先輩(まんざらでもない様子)

 

 

その時の私は、

「ふーん。M先輩、いい感じの人がいるのね。うまくいくといいなー。」

と思いつつ、ズケズケとM先輩のプライベートに踏み込む

男性社員をやや軽蔑した気持ちでみていました。

 

2、学生時代の友人Kちゃん

 

飲み会での会話もすっかり忘れていたある日

突然、

学生時代の友人Kちゃんから連絡がありました。

 

Kちゃん「今度、会えない?

 

このKちゃんは、私の大好きな友人の1人なのですが

2人で会うときは、

十中八九”私から”誘う子だったので

急にKちゃんから誘われたことに

すこし驚きました。

 

「珍しいなぁ。何か会いたい理由でもあるのかな?」と

私は不思議に思いながら、会う約束をしました。

 

 

3、この人知っている?

 

久しぶりにKちゃんに会ったのは

たしか、飯田橋とかそこらへんだったと思います。

まだ大学院生だったKちゃんから

いろいろと近況報告を聞きました。

 

大学院の研究室は、あんまり気の合う友達がいない…とか

修論を書くときも、研究室には行かずに家で書いているから

最近ほとんどヒトとしゃべらずに終わる日がある…とか

社交的だったKちゃんにしては、ちょっと意外な話を

ぽつりぽつりとしていたのを覚えています。

 

そして、どこかのカフェに入って話を続けていたら

Kちゃんが言いました。

Kちゃん「私、最近彼氏ができたの。」

私「そうなの?良かったじゃん!」

 

Kちゃんは大学生の時には

全然彼氏を作っていなかったので

素直に心から嬉しくなったのを今でも覚えています。

 

「どこで出会ったの?」

「どんな人なの?」

と私は質問攻めにしました。

 

ところが、

久しぶりの彼氏ができて

多少浮かれていてもおかしくないはずなのに

なぜか、

Kちゃんはずっと困ったような顔をしていました。

しかし私は、

大好きなKちゃんに久しぶりの彼氏ができたことが

嬉しくて仕方なかったので、あまり気に留めていませんでした。

 

4、〇〇ビルの男の正体

 

しばらく、Kちゃんの「彼氏さんトーク」を繰り広げたところで

Kちゃんが、こんなことを聞いてきました。

 

Kちゃん「かなたちゃん(筆者)の会社で、Mさんっていう人知ってる?

 

私「え?Mさん?同じ名前の人が私の課にいるけど…

でも、大きい会社だから他にも同じ名前の人がいるかもしれないし…

そのMさんがどうかしたの???」

 

Kちゃん「実は、私の彼氏が、そのMさんっていう人と浮気しているかもしれなくて…」

 

私「え????」

 

私にとって憧れの先輩だった「M先輩」と「浮気」というキーワードが

全く結びつかず、すぐさま私はこう言いました。

 

私「いや、人違いでしょ。

たぶん、うちの会社にMさんって名前の人が他にもいると思うし」

 

Kちゃん「違うの。Mさんは、かなたちゃんの知っている人なの。」

 

私「え?なんで断言できるの?」

 

そこでKちゃんは、ことの経緯を話してくれました。

Kちゃんの彼氏は、3つ年上のサラリーマンで

大学院の研究室の先輩でした。

 

しかし、

付き合い始めた後も、夜に”女友達”と遊ぶ習慣があり

薄々浮気を疑っていました。

 

そんなある日、

Kちゃんが彼氏の家に遊びに行ったときに、

彼氏のスマホのロック画面に

LINEのメッセージ通知が表示されました。

 

「昨日は朝まで、一緒にいられて楽しかった。………」

 

Kちゃんの嫌な予感は的中しました。

すぐさま、彼氏を問い詰めました。

しかし、

彼氏は、「何もなかった」「ただの友達」と譲りません。

 

この女はいったい何者か

ということを

根掘り葉掘り彼氏に聞いていたところ

どうやら、かなた(筆者)と同じ会社に勤めているらしいことが

発覚したようです。

 

そしてKちゃんは言いました

本当にただの友達なら、今すぐこの女にメールを送って。

 

『かなた(筆者)っていう人知っている?

俺の彼女の友達でMさんと同じ会社に勤めているみたいなんだけど…』

というメールを送るよう迫ったそうなのです。

 

つまり、

私のことを話のネタにしつつ、

彼女がいること」をその”女友達”に突きつけろ、ということです。

 

渋々、彼氏はこのメールを送信し、

Mさんは、かなた(筆者)のことを知っていると返信してきたそうなのです。

 

恐る恐る、私は聞きました。

私「ちなみに、Kちゃんの彼氏の勤務地って〇〇ビルだったりする?

Kちゃん「そうだよ」

私「そっか………」

 

会社の飲み会での会話を思い出し、

Kちゃんの話は勘違いでも何でもないと確信しました。

 

 

そして私は、必死にM先輩の擁護をしました。

 

「私の知る限りM先輩はめちゃくちゃ良い人だし

他人の彼氏を略奪したりするようなタイプではないから

『彼女の存在』をしっかり伝えたんだったら

絶対に身を引くと思うし、

もうこれ以上心配する必要はないと思うよ……!!!!!」

 

 

私にとっては、M先輩もKちゃんも大好きな人なので

心底「〇〇ビルの男」を憎いと思いました。

 

 

その後、しばらくして

会社の飲み会で、また例の男性社員がM先輩に聞きました。

男性社員「そういえば、〇〇ビルで働いている男とは、どうなったの?」

M先輩「あの人は、もういいんです。あ、そういえばこの間…………」

 

M先輩は、すかさず話題を変えました。

私はしばらく、M先輩と目を合わせることができませんでした。

 

「私を取り巻く三角関係の話」は以上です。